エア・カナダ、「安全衛生対策」強化、旅行会社向けオンラインセミナー実施

  • 2020年7月20日(月)

説明資料 エア・カナダ(AC)は現在、旅行会社に対して安全衛生対策プログラム「Air Canada Clean Care+」を柱とする新型コロナウィルス対応と、関連の最新情報を説明するオンラインセミナーを開催している。各旅行会社単位で実施しており、16日のエイチ・アイ・エス(HIS)向けセミナーでは、ACが成田/バンクーバー線の週5便のみの運航を8月いっぱいまで続ける予定であるため、セミナーは成田発着の関連情報に絞り「成田空港出発」、「機内~バンクーバー到着」、「成田空港到着」の3部構成で実施した。

 成田空港出発時に関しては、空港会社及びACにより案内カウンターやチェックインカウンターなどの飛沫防止フィルム設置など感染予防対策が徹底されているが、ACでは基本的にキオスクなどでのセルフチェックインを勧めている。また出発時には、カナダ国籍保有者や永住者以外はカナダ国境サービス庁(CBSA)による渡航の必要性の確認作業がおこなわれ、搭乗の可否はCBSAの判断後に決まる。

 ACによると「成田から本人写真や書類をCBSAに送り回答を待つため20分から30分かかるケースもある」という。また3月18日以降に承認されたWork/Study permitは不可で、それ以前の発行であっても条件次第ではCBSAの許可が下りないことがあるという。このため、現在の搭乗客の多くを占める日本人留学生が影響を受けており、空港で搭乗を拒否せざるを得ないケースも想定されるという。

 なお、エコノミークラスの予約数が70%を超えた場合は、搭乗予定者に対し事前メール連絡あるいは搭乗ゲートでの呼びかけがおこなわれ、希望者がいれば次に利用可能な便もしくは3日以内の出発便に無料で変更できる再予約オプションを提供している。

説明資料 機内ではエコノミークラスのミドルシートを空けて着席する形をとるほか、「Clean Care Kit(ウォーターボトル、消毒剤、手袋、マスク)を全員に配布。機内ではマスク着用を義務付ける。またフライトごとに、消毒液の噴霧など機内消毒作業も徹底して実施しているという。機内サービスに関しては、現在は全クラスでコールドミールとペットボトルの水だけを提供しているが、7月20日からはアルコール、ソフトドリンクの提供を再開。ビジネスクラスでは7月28日からホットミールも再開する。

 一方、バンクーバー到着時には、PCR検査はないが健康状態を申告する書類への記入・提出が必要。また乗り継ぎ時間に関して、MCTは公式に変更されてはいないもののイミグレーションに時間がかかるため、ACでは最低2時間の乗り継ぎ時間を確保することを勧めている。

 カナダからの帰国便で成田空港に到着した後は、検疫所の質問票提出が必要になるが、機内で事前に書類を配布しており、あらかじめ記入しておくことができる。また全員が検温、PCR検査、入国後14日間の自主隔離が必要となる。

 PCR検査後の動線は自主隔離場所や空港からの移動手段によって異なり、たとえば公共交通機関を使わず自主隔離場所の自宅に向かえる(出迎えがある)場合などは、そのまま帰宅して検査結果の連絡を待つ。そうした移動手段がない場合などは、結果が出るまで国が用意したホテルで待機する。AC便の場合は成田空港到着が14時30分着のため、PCR検査の結果連絡は基本的に翌々日の朝になるという。

 AC日本地区旅客営業本部長の中村正彦氏は、「旅行会社でも在宅勤務がおこなわれており、空港の最新情報が確認できていないと考えられる。ACの空港スタッフが直接説明するオンラインセミナーが状況把握の助けになると願っている」と説明しており、今後もオンラインセミナー開催を重視していく方針だ。

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